tamorinrin’s blog

読んだ本の感想

イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡石田雄太

・僕は日本でもパワーで勝負していたわけではないし、すべてにおいてバランスが武器です。 ・メジャーに行くことが夢ではない。はるかはるか先に夢があり、イメージは結局できている。 ・子供の頃、僕はステーションワゴンの後ろに乗せてもらうのが好きで乗…

事を成すには、狂であれ 野村徳七その生涯

・野村證券創業者の話。二代目のリスクの取り方が異常で、もはやそういう人にしかこれだけのこと成せないと思った。 ・お金がいくらあっても、さらに相場を張る姿は完全にお金にタメでない何かがあるんだろと思った。

マンガ 経営戦略前史 三谷宏治

・経営戦略は時代の変遷とともに主張が変わっている。 ・時代の環境と企業のステージにより、経営戦略は変わってくるので一概に、どの戦略が良いと言うのは言えない。 ・経営する上では、少なくとも7s(戦略、組織構造、システム、スキル、スタッフ、スタイル…

企業の天才 江副浩正 8兆円企業のリクルートをつくった男 大西康之

経済学者のヨーゼフ・シュンペーターは、「経済成長を生み出すのはアントレプレナーによるイノベーションである」と説いた。江副は、シュンペーターのいうイノベーターであり、その破壊力は凄まじかった。だが、日本には手段を選ばず勝つことを良しとしない…

企業の天才 江副浩正 8兆円企業のリクルートをつくった男 大西康之

・江副さんが1960年にリクルートを立ちあげてから、リクルート事件を経て亡くなるまでの物語。読みやすく大御所とのつぬがりなともあり、面白い一冊。 ・リクルートとの強みは、社員を圧倒的な当事者意識を持たせること。大量生産・大量販売の時代に社員に独…

ハーバード流宴会術 児玉教仁

・テレビやラジオなどで放送中のことをエアータイムと言います。エアータイムを最大化してあげることが幹事の目指すゴール。より多くの人をオン・エアーしより鮮やかに主役に仕立てる幹事の情熱と技と力が、参加者の心のパンツを脱がしていく。 ・何かをこう…

適職地図 自分だけの強みが遊ぶように見つかる 土谷愛

確かに遊びながら色々な気づきを与えてくれる本でした。 ・何かを極めたい願望がある。 ・1人の方がパフォーマンスが高い。 ・投資家として生きたいなどの潜在意識に気づいた。

採用基準 伊賀泰代

・コンサルタントと言えば問題解決スキルと思われている方には意外かもしれませんが、リーダーシップこそコンサルタントにとって最も重要なスキル。 ・問題を解決するにはそれらの言語化された解決策のステップを、ひとつずつ行動に移していく必要がある。そ…

マルクスの資本論見るだけノート 白井聡

マルクスの資本論について分かり易い本でした。 商品が生まれ貨幣ができ資本が誕生。この資本というものが厄介で自己増殖を続ける。資本家は資本の人格化であり、お金儲けが目的となっていく。資本による労働者の搾取が行われ、労働力を使い尽くされる。労働…

バフェットの財務諸表を読む力

明解な主張で、 ①永続的な競争優位性を持つ優良企業をどのように見分ければ良いのか?と②永続的な競争優位を持つ優良企業をどのように評価するのか?の2点。 ・永続的優位性を持つ企業は、ユニークな製品を売っている、もしくはユニークなサービスを売ってい…

マンガ 歎異抄をひらく 脚本:和田清人 漫画:太田寿

「人生は苦なり」その原因と解決の道を明らかにしたのが仏教。 悟りを開いた釈迦が、最初に開いたのは、「苦・集・滅・道」の4つの真理。苦とは思い通りにならないこと。その原因は煩悩と説くのが集の真理である。煩悩の中でも特に我々を苦しめるのは「貪欲…

投資銀行青春白書 保田隆明

・証券会社での投資銀行ビジネスや実情が分かりやすく描かれていました。案件走り出すと追い込まれていくが、やり甲斐もあるわあに感じました。 ・MAの流れがストーリー形式でわかりやすく理解が進みました。

楽天IR戦記 市川祐子

筆者がNECから楽天に転職し、IRに関わっていく話。筆者の視点から実務が分かり面白く分かりやすい。大企業とベンチャーでのやり方の違いや考え方の違いなど示唆に富んだ著書だった。 ・広報とIRの違いについて、広報の目的の代表的なものが企業イメージの向…

はじまりは1軒のレストラン 村田邦彦

創業者の村田氏がピエトロを創業するお話でした。父から継いだ飲食店が廃業し、サラリーマンを経て飲食店を一から展開。オープンから2-3か月後にドレッシングをわけてくださいとお客さんが来社。かねてからの付き合いのある社長が事業展開するならドレッ…

30代を無駄に生きるな 松永茂久

・自分の棚卸しをすることで、自分がどんな人間なのかがわかる。分かると今の自分の位置が分かる。そこをしっかりと把握することで、自分が理想とする未来や、そこに辿り着くまでの距離、必要なことがみえてくる。 ・あなたが普通にやっていることで、人から…

生き方 稲盛和夫

・仏教には、思念が業をつくるという教えがある。思ったことが原因となり、その結果が現実となって現れてくる。だから考える内容が大切で、その想念に悪いものを混ぜてはいけない, ・まずは純粋できれいな心を持つことが、人間としての生き方を考える上で大…

サイコパス 中野信子

・共感できることが多く、100人に1人はサイコパスがいるという。社会的に地位が高くリスクの取り方が異常な人、プレゼンが異常に上手な人は、100人に1人だったのか。 ・心拍数とのサイコパスの相関も面白い。心拍数が低いが故にドキドキしづらく、緊張する局…

人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ 稲盛和夫

遺訓三十条 命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られるなり。去れ共、个様の人は、凡俗の眼には見得られぬぞと申さるるに付き、孟子に、「天下の広居に居り、天下…

バビロンの大富豪の教え 原作ジョージ・S・クレイソン

黄金に愛される七つの道具 ・収入の十分の一を貯金せよ ・欲望に優先順位をつけよ ・貯えた金に働かせよ ・危険や天敵から金を堅守せよ ・より良きところに住め ・今日から未来の生活に備えよ ・自分こそを最大の資本にせよ 刃物を一つ研ぐのでもこれで何を…

世界一シンプルなモノの売り方 青木毅

・売ると言う行為から純粋無垢な貢献へ。 ・セールスパーソンがまずめざすべきは、お客様の話を聞き、共感し、お役に立ちたいと考え、ゾーン状態になること。ゾーンとは集中力が究極てきに高まった状態。 ・ゾーン状態に入ったセールスパーソンは、お客様の…

サブスクリプション-「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル ティエン・ツォ

・これからのビジネスの目標は、まず特定の顧客のウォンツとニーズに着目し、そこに向けて継続的な価値をもたらすサービスを創造すること。つまり、顧客をサブスクライバーに変えて定期収益がもたらせる構造を築くこと。世界の中心が製品からサービスへ。 ・…

江副浩正 馬場マコト・土屋洋

情報産業にいち早く手を出した気鋭のリクルート創業者。先見性と行動力に感化された。リクルート事件は、タイミングが悪かったこともあるが本人の謙虚さが消えたことが一番の問題だったのかもしれない。 本書では江副2号と書かれているが、世間から注目され…

知識ゼロからのM&A入門 弘兼憲史

・MAに関する基本的内容が整理されており、わかりやすい内容でした。基本合意を交わすまでの手順は、相手企業の選定→守秘義務契約→デューデリジェンス→条件交渉→基本合意書 ・スキームの違いによるメリット・デメリットが分かりやすかった。 ・会社分割は合…

ソフトバンクで占う2025年の世界 田中道昭

・孫社長の真の狙いを読み解くには、大局的な視点、局地的な視点、双方の視点で広く深く分析することが重要。マクロとミクロ、短期と長期、足元とグローバル、人や企業、産業、テクノロジーを同時に見る。逆に、マクロも国から産業、企業、人へと詳しく見て…

日経 ロート製薬 杉本雅史社長

人材の育成には、3つの場が大事。修羅場、土壇場、正念場。厳しい状況に追い込まれるとグッと人間は伸びる。

がんを切らずに治す陽子線治療 永田良一

・癌細胞は、遺伝子のミスによって正常だった細胞が異常になったものです。コピーミスで作られるがん細胞は、実はがん患者の体内だけにあるわけではない。健康な人間でも1日約5000個のがん細胞の元となる異常細胞が作られると言われている。 ・陽子線治療は…

働くこころ 永田良一

・夢にふさわしい人間とは、自分が叶えたい夢を強く念じ続けられる人間です。単に、願う、出来たらいいなという願望のレベルではなく、強くこころに刻み込み、その実現を固く信じられる心を持っている人間です。 ・人間の日々の活動の源泉は、目標を持ち、そ…

マンガでわかる会社の設立・運営

会社の設立の仕方が、マンガ形式で分かりやすく書かれていました。それにしてもあらゆる観点の書類が必要で、会社を立ち上げるって大変だと感じた次第。人を雇用する事の大変さをつくづく感じた。やっぱり創業者はすごい。

北欧のDX制度

・北欧のGDP減少率が低かった。1990年代からDXを進め、銀行員も10年で3割削減した。解雇された人は政府のリカレント教育制度を利用して安心できる。そもそも北欧は南欧と違って観光に依存していなかった。北欧の場合は、人口も少ないし財政もなかったので効…

ハウスメーカー選びのツボ 市村崇 市村崇

・建築基準法の第一条では、「最低の基準」を守れない建物がある時に、初めて欠陥住宅になる。家づくりは「人生を賭ける」と言っても過言ではない大きなイベントですが、供給側がやらなくてはいけないことは法律上「最低限」のことです。 ・指定確認監査機関…