tamorinrin’s blog

読んだ本の感想

マンガ 歎異抄をひらく 脚本:和田清人 漫画:太田寿

「人生は苦なり」その原因と解決の道を明らかにしたのが仏教。

悟りを開いた釈迦が、最初に開いたのは、「苦・集・滅・道」の4つの真理。苦とは思い通りにならないこと。その原因は煩悩と説くのが集の真理である。煩悩の中でも特に我々を苦しめるのは「貪欲」「瞋恚」「愚痴」である。煩悩が消滅した世界を涅槃といい、涅槃寂静の安らかな悟りの世界があると教えられたのが滅という真理。どうすれば不動の悟り(涅槃)が得られるのかその方法を解くの真理が道である。