tamorinrin’s blog

読んだ本の感想

あなたは人生をどう歩むか 千本倖生

・ロマンティストとリアリストのジレンマを乗り越えられる人物でないと事業の成功には導けない。

・日頃から素養を育てて多様な受容性を兼ね備え、準備できた人だけが、外からの刺激を受け止め、挑戦しようという行動を移すことができる。

・どんな優秀な人や組織でも、毎日の業務に気を取られているうち、大事なことを見落とす場面がある。

・過去に取り組んだ挑戦は、いずれも社会に残されていた巨大な社会的矛盾を解消するため。

・本質的な議論を行うために必要な、考え抜く姿勢は、どのようにすれば身につくのか。それは存亡の危機を、どれだけ経験したか。

・新しい事業というのは一度始めたら、簡単にやめてはいけない。筋のいい事業だと信じられるのならば、石ころにかじりついてでもやり抜く。

・日本人はサラリーマンとしての帰巣本能が強すぎる。

・長く同じ会社のために働いてしまうと、自分たちの働きが、社会で実際にどう作用して、誰かのためになっているか、ということを自問自答する機会が少なくなる。会社が安定し、成長することがまず重要。社会のため、お客様のためになることは二の次になってしまう。

・二社では不十分だが、3社あれば競争状態は実現する。

・人ば誰しも完全ではなく、得意分野や強みがある一方、弱みがあります。そういう、各人の個性を自分も含めて把握し、ジグソーパズルのように補完しながら作り上げることが、組織を立ち上げるときに必要。