tamorinrin’s blog

読んだ本の感想

30代を無駄に生きるな 松永茂久

・自分の棚卸しをすることで、自分がどんな人間なのかがわかる。分かると今の自分の位置が分かる。そこをしっかりと把握することで、自分が理想とする未来や、そこに辿り着くまでの距離、必要なことがみえてくる。

・あなたが普通にやっていることで、人から驚かれたことが自分の強み。

・やっぱり思考と言葉は現実化する。人は面白いほど、自分で想像したことに現実が引っ張られていくものである。人が具体的に何かを想像すると、脳に無意識にそこに向かって動き始める。

・自分ならどう振る舞うかと、自分がその人の近くにいたらどう振る舞うかという視点こそがあなたの本心でありオリジナルの視点である。

・起業・副業に一番適した時期は30代である。

・圧倒的な量が圧倒的な質を生み出す。人前で話すスキルをあげるということに関しては、質よりも量であると思う。

・第一コーナーが20代。第ニコーナーが30代。後半戦で勝負の挑戦権を取るのに重要なのが第二コーナーの位置取り。

・借りの多い人生より貸しの多い人生に。

生き方 稲盛和夫

・仏教には、思念が業をつくるという教えがある。思ったことが原因となり、その結果が現実となって現れてくる。だから考える内容が大切で、その想念に悪いものを混ぜてはいけない,

・まずは純粋できれいな心を持つことが、人間としての生き方を考える上で大前提となる。なぜなら宇宙にはすべてをよくしよう、進化、発展させていこうという力の流れが存在している。この宇宙の意思が生み出す流れに上手く乗れば人生に成功と繁栄をもたらす。この流れから外れると凋落と衰退が待ってる。

・宇宙を貫く意志は愛と誠と調和に満ちており、すべてのものに平等に働き宇宙全体をよい方向に導き成長発展させようとしている。

寝ても覚めても強烈に思い続けることが大切。心がよばなければ、やり方も見えて来ないし、成功に近づいてこない。だからまず強くしっかりと願望することが重要。そうすればその思いが起点となって、最後には必ず成就する。思いはいわば種であり、人生という庭に根を張り、幹を伸ばし、花を咲かせ、身をつけるためのもっとも最初の、そして最も重要な要因である。

・願望を成就に繋げるためには並に思ってはダメ。凄まじく思うことが大切。寝ても覚めても四六時中そのことを思い続け考え抜く。頭のてっぺんからつま先まで全身をその思いでいっぱいにして、切れば血の代わりに思いが流れる。それほどひたむきに強く一筋に思うこと。そのことが物事を成就させる原動力となる。

・同じような能力を持ち、同じ程度の努力をして、一方は成功するが、一方は失敗に終わる。この違いはどこからくるのか。人はその原因としてすぐに運やツキを持ち出したがりますが、要するに願望の大きさ、高さ、深さ、熱さの差から勝てるのです。

・寝食を忘れて思って思って思い抜くことはそう簡単な行為ではありません。強い思いとすさまじい願望を持続させ、ついに潜在意識まで染み込ませるほどではなくてはいけない。

・企業経営でも、新規の事業展開や新製品開発などでは、頭で考えればたいてい、これは無理だろう、うまくいかないだろうと判断されることの方が多いものです。しかしその常識的な判断ばかりに従ったてたら、できるものもできなくなってしまう。本気で新しい何かをなそうとするなら。まずは、強烈な思い、願望を持つことが不可欠。不可能を可能にするには、まず狂がつくほど強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねること。それが目標を達成させる唯一の方法。

サイコパス 中野信子

・共感できることが多く、100人に1人はサイコパスがいるという。社会的に地位が高くリスクの取り方が異常な人、プレゼンが異常に上手な人は、100人に1人だったのか。

・心拍数とのサイコパスの相関も面白い。心拍数が低いが故にドキドキしづらく、緊張する局面でも冷静に対応できる。

サイコパスは共感性は低いが相手の目から感情を読み取るのは得意。自分の損得に関係ないことには無関心。痛みに対する感度が低い。

・人が離れていってしまうことを繰り返すと徐々に人間関係は短期的に終わると思い孤独感を募らせていくことが悩み。

サイコパスが人間社会にとっては必要なこともあり、長らく遺伝として残ってきた。

 

人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ 稲盛和夫

遺訓三十条

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られるなり。去れ共、个様の人は、凡俗の眼には見得られぬぞと申さるるに付き、孟子に、「天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行う。志を得れば民とこれに由り、志を得ざれば独りその道を行う。冨貴も淫すること能わず、貧賤も移すこと能わず、威武も屈すること能わず」と云いしは、今仰せられし如きの人物にやと問いしかば、いかにもその通り、道に立ちたる人ならでは彼の気象は出ぬ也

バビロンの大富豪の教え 原作ジョージ・S・クレイソン

黄金に愛される七つの道具

・収入の十分の一を貯金せよ

・欲望に優先順位をつけよ

・貯えた金に働かせよ

・危険や天敵から金を堅守せよ

・より良きところに住め

・今日から未来の生活に備えよ

・自分こそを最大の資本にせよ

 

刃物を一つ研ぐのでもこれで何を切るのか、料理に使うのか、戦いに使うのか、そういうことを想像しながらやっていく、するとどういうわけか武器は少しづつ売れ始める。そういう思いで作られた物、こなされた作業はお客さんにとってとても質の良いものになる。お客さんは、そのことに対する感謝をお金というものに変えて支払っている。

世界一シンプルなモノの売り方 青木毅

・売ると言う行為から純粋無垢な貢献へ。

・セールスパーソンがまずめざすべきは、お客様の話を聞き、共感し、お役に立ちたいと考え、ゾーン状態になること。ゾーンとは集中力が究極てきに高まった状態。

ゾーン状態に入ったセールスパーソンは、お客様のお役に立ちたいという純粋な気持ちにのみに突き動かされる。

・自分自身を作り上げるには、アファメーションが大事。アファメーションとは、自分自身に語りかける肯定的な言葉という意味。自分自身がブレないように、常に自分自身が持っていたい味方、感じ方、考え方を言い聞かせとくこと。他者暗示にかかるくらいなら、自分が持っていたいものの見方、感じ方、考え方を言い聞かせていた方が良い。

・営業・販売とはお客様に交換するような職業である。結果として、売る、買うという行為が行われる。

・本当に売れ続けるセールスパーソンになるには、どんな質問をするかよりも、質問する時の気持ち、心の持ち方の方が重要。心は形を作り、形は心を作る。

・お客様へのお役立ちの気持ちを持てば、質問ができる。そして、質問すると、お客様へのお役立ちの気持ちができる。

・本当のセールスにおける専門アドバイザー、専門コンサルタントの地位になること。

サブスクリプション-「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル ティエン・ツォ

・これからのビジネスの目標は、まず特定の顧客のウォンツとニーズに着目し、そこに向けて継続的な価値をもたらすサービスを創造すること。つまり、顧客をサブスクライバーに変えて定期収益がもたらせる構造を築くこと。世界の中心が製品からサービスへ。

 

・古いモデルでは、企業は製品を市場に出すこと。誰が買ってくれるかは気にしていない。

 

・20世紀の企業組織は、図に描けばビル空調のパイプラインににていた。様々な部門が独立して縦割りの機能別組織。製品ラインを中心に組織を編成するこの方法は合理的だった。一方でビジョンを共有しない孤立した細切れの組織を生み出す。あたらしい世界ではこきゃくがちゅうしんにいるので、企業は自らの手で部門の壁を壊さなくてはならない。

 

・今日の潜在顧客は、何も話してくれない。2つのことを知りたがる。この会社と組めば自分の仕事や事業にどんな影響があるのか?他社はどんなふうにしているのか?他の企業が実行していることから学んだベンチマークインサイトを話すことが重要。それは顧客に教えるという意味合いが大きい。サブスクリプションビジネスは絶対に顧客とのつながりを断たない。

 

・古い世界では、成長するのに3つの方法があった。販売数を増やす、値段を上げる、コストを引き下げる。今日の世界では、より多くの顧客を獲得する、顧客価値を高める、顧客をできるだけ長くつなぎとめる。効果的なアップセルおよびクロスセル戦略は、短期的には顧客価値を高め、間接的にはビジネスの長期的な成長を促す。今日の営業は長期的な関係を構築し、維持し深めるために顧客を理解するためセグメント分けが必要。サブスクリプションビジネスの営業担当者は相手の言葉で話す必要がありそれができるのは何らかの基準でセグメントされた営業担当者。