tamorinrin’s blog

読んだ本の感想

一勝九敗 柳井正

・会社とは本来最初にビジネスチャンスがあって、そこにヒトやモノ、カネという要素が集まる。現代の大企業で行くと、ヒト、カネがあって何を始めるか考える。何か順番が違う気がする。

山口県で稼業を継いで、紳士服からカジュアルウェアに転換し、ユニクロブランドを作り上げていったストーリー。地方から成功した最高の事例だと思う。

・商売の基本はスピードと実行。ファストリテーリングというように、スピードが全ての原動力となった。数多くの失敗を早くすることが成功に繋がる道なのかもしれない。頭のいい人に限って、計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない。失敗しても実行し続けることが大事。計画だけでは机上の空論になりがち、自分で計画して実行して失敗するのが一番良い。まさにタイトル通りって感じがした。