・生きた智慧を身につける上で一番役立つのは、そうした智慧を持っている人に接し、そのコトバを傾聴すること。
・智慧とは、将来の見通しをつける。物事の「潮時」が分かる。「手の打ち方」が分かる。物事の釣り合いが分かる。
・智慧の最も基盤的なのは人間心理の洞察。先見の明にも人間心理の洞察が必要。
・あるべき父親像
一、父親自身が確固たる人生観を持ち、柔軟にして強靭な信念の持ち主でなければならぬ。
一、我が子に忍耐力をそだてるしつけをすべき。
一、平生は泰然として、あまり叱言を言うべきではない。
一、イザというとき、凛子たる決断と俊敏な行動を示すものでなければならぬ。
一、生活規律を持ち、これを厳守するものでなければならない。